友人が本を書きました

僕とうつとの調子っぱずれな二年間

僕とうつとの調子っぱずれな二年間

  • 作者: 三保航太,はらだゆきこ
  • 出版社/メーカー: メディア総合研究所
  • 発売日: 2009/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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友人のid:tuktukcafe06さんが「三保航太」のペンネームで著書を上梓した。
はらださんの可愛いけどどこか哀調を帯びた優しい絵柄のマンガと、三保さんの文章によって綴られる闘病記……っていうと堅苦しいな、「うつ病」とこうして向き合い、付き合ってきた(そしてどう付き合っていくか)、ということを記録した本。
個々のエピソードは三保さんのmixi日記(最近mixiやめちゃったんだよなー)や本人から直接聞いていたこともあって、断片的には知っていたんだけど、三保さんがはっきり「うつ病」だということはこの本の存在を知るまで認識していなかった。去年の秋にお会いしたときは「テンション低めだなあ」とは思ったけど、そこまでとは知らなかった。


僕も「うつ病?そうは見えないけど」って言われがちではあるんだが。
そう、僕自身も長年うつ病と付き合っている。未だに緩解に至らず、特にここ何週間はいろいろな要因が重なったせいもあるのか症状が酷く、相当な調子っぱずれ状態。
そんな中この本を手にとって、いろいろ示唆を得た。
もちろん読んですぐ「よっしゃーこれでバリバリやれるぞ!」という状態に急になれる訳はないんだけど。じわじわと「暗示の外に出る」試みをしていきたいと思う。
そう、僕らには未来がある。


これは何度も読み返す本になりそう。
実はこの本には多数の友人・知人が関わっているのだけれど、そういう身内びいきを割り引いても、みなさんにオススメできる本です。
うつ病で辛い想いをしている人も、そういう人が身の回りにいて悩んでいる人も、是非。


関連リンク:
三保航太×はらだゆきこ - TUK TUK CAFE日記
山口洋×三保航太「光と闇の中で」 - INTERVIEWS for land of music “the Rising”
ROCK'N ROLL DIARY(僕とうつとの調子っぱずれな二年間)